ご利用者の声

ご利用者の声【らいさぽセンターの卒業生の今】元・引きこもりが支援員に!

引きこもり・ニート・不登校のお子様の自立をサポートする「らいさぽ」卒業生の一人、菅田さん(37歳)への体験談インタビューをご紹介します。

自己紹介

らいさぽセンター本校-支援員SUDAさん

菅田と申します。37歳で、現在御殿場に来て約7年が経過しています。

これまでの経歴

これまでの経歴

学生時代は頑張っていて、挫折というものがあまりなく、順風満帆に結果を出してきました。しかし、社会人になって最初の営業職で初めて大きな挫折を経験し、そこから立ち直れなくなってしまったんです。

引きこもっていた時の生活

引きこもっていた時の生活

引きこもっている間は、その日だけ楽しければいいやという感じで、できるだけ現実を考えないようにしていました。現実はどうでもいいやという考えでした。

らいさぽに入寮した経緯

らいさぽに入寮した経緯

引きこもりが長期化し、なかなか抜け出せない状況に両親が危機感を覚え、引きこもっている人を外に出して更生させるサービスを申し込みました。

その施設にいた時に、御殿場の工場で働く機会を紹介され、らいさぽに入寮することになりました。

寮での生活

寮での生活

最初は2人部屋の相部屋でしたが、仲良くやっていました。年数が経つにつれて1人部屋になり、今はさらに快適に過ごしています。

入寮してからの体の変化

入寮してからの体の変化

引きこもっている間は体重が増えてしまうんですよ。入寮してから20kgくらいは痩せました。

インターネットとの付き合い方の変化

インターネットとの付き合い方の変化

今はほどほどに距離を取っています。インターネットでネット配信などを見たりはしますが、仕事をしているのでほぼ見る時間がありません。運動もしたいので、そんなには今は見ていないですね。

寮生から支援員に

寮生から支援員に

工場に毎日通う生活から、寮の管理や掃除のチェック、消耗品の購入、送迎、病院への付き添いなど、全体的なサポート役に回るようになりました。

寮生から支援員になって感じること

寮生から支援員になって感じること

今までは働いていない期間があって、劣等感や日々の罪悪感がすごくありました。でも今は毎日お仕事をしていて、しかも仕事をしたことがない人や精神的な障害を持っている方と接する機会があります。

その人たちが社会に向かって一歩羽ばたけるような準備段階の作業場で働いていて、通ってくる方たちを応援したいという気持ちで働いています。自分もそういう時期があったからこそ、という思いがあります。

悩んでいる方へ

悩んでいる方へ

引きこもりは良くないと思います。体にも悪いですし、健康にも悪いです。頭も使わないので頭にも良くありません。

他の人は自分が引きこもっている間に頑張って仕事をして、キャリアを積んで実力をつけていきます。どんどん差が開いてしまうと思うんです。

一時的に引きこもっている期間は自分の好きなことができて楽しいかもしれませんが、その結果には必ず後で自分が責任を負わなければいけません。

保護者の方へ

保護者の方へ

引きこもってしまう原因は人によって全然違うと思いますが、早い段階で引きこもり対策・対応をしないと長期化してしまいます。

それが当たり前になってしまうと、抜け出すのが難しくなってしまいます。早い段階で引きこもりは人間として極めて不自然な行為だということを認識し、1日でも早くこれをやめさせる方向で持っていった方がいいと思います。

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