ご利用者の声

ご利用者の声【らいさぽセンター代表・岡田インタビュー】引きこもり・ニート・不登校からの自立をサポート

引きこもり・ニート・不登校のお子様の自立をサポートする「ライフサポートトレーニングセンター(らいさぽセンター)」代表・岡田のインタビューをご紹介します。

ご挨拶

ライフサポートトレーニングセンター(らいさぽセンター)代表の岡田美幸です。当センターでは、生活習慣が整っていない方々を主な対象としています。まずは生活習慣を整えることからスタートし、その先に働くことや勉強すること、新しい目標に向かってサポートしていく施設です。

らいさぽセンター本校のサポートの特長

らいさぽセンター本校のサポートの特長

高校生までは担任や学校の先生、支援員などからの支援を受けられますが、その先の人生の方が長いです。生きる力や働く能力を身につけることが自立への一歩だと考え、就労支援に力を入れています。

自立とは単に1人暮らしをすることではなく、自分で生活できる力を養うことが最も大切です。生活力、就労力、金銭管理の3つが整った状態で自立を目指します。

就労支援に力を入れている理由

就労支援に力を入れている理由

自活する力、つまり自分で生活できる力を養うことが最も重要だと考えています。そのためには、生活力と就労力、そして金銭管理の能力が必要不可欠です。これらの力がベースにある状態で自立を目指さないと、長期的な自立は難しいでしょう。

指導の際に心がけていること

指導の際に心がけていること

生徒には「先生」とは呼ばせず、名前で呼んでもらうようにしています。これは「斜めの関係」を大切にするためです。先生というイメージが上からの目線になってしまい、子供たちの成長の邪魔になることがあります。そのため、少し先輩のような雰囲気で指導することを心がけています。

らいさぽ・寮での生活スタイル

らいさぽ・寮での生活スタイル

朝食は6時半から始まります。引きこもっている子のほとんどが朝食を食べられていないので、まずは1日3食をしっかり摂ることが第一歩となります。その後、部屋の片付けや身だしなみを整え、9時からトレーニングを開始します。

トレーニングの内容は個人の目標によって異なり、学習する子もいれば、併設の工場で働く子、外部で仕事をする子もいます。昼食後も同様のスケジュールでトレーニングを行い、16時〜18時までの自由時間を挟んだ後に夕食になります。その後は清掃や自由時間があります。

施設だからといって外部との接触を制限せず、コンビニに行ったり買い物をしたりと、通常の生活に近い環境を提供しています。

施設内での職業訓練

施設内での職業訓練

らいさぽセンターでは、様々な職業分野での訓練を提供しています。これにより、寮生は多様な経験を積み、自分に合った仕事を見つける機会を得ることができます。主な訓練分野は以下の通りです。

物流拠点での訓練

  • ピッキング作業
    →ECサイトからの注文に応じて商品を取り揃える作業を学びます。正確性と効率性が求められる仕事です。
  • 検品・検査作業
    →ピッキングされた商品が正しいかどうかを確認する重要な工程を担当します。
  • 機械オペレーション
    →現代の工場で必須となる機械の操作方法を学びます。トラブルシューティングの基礎も身につけます。
  • パソコンスキル
    →ExcelやWordなどの基本的なソフトウェアの使用方法を習得します。データ入力や簡単な資料作成のスキルを磨きます。

お茶工場での訓練

  • ハーブティーの生産
    →原料の選別から製品化までの一連のプロセスを学びます。
  • 品質管理
    →生産工程での品質チェックや最終製品の検査方法を習得します。食品製造における衛生管理の重要性も学びます。

介護施設での訓練

  • 人とのコミュニケーション
    →高齢者や障害のある方々との適切な接し方や会話の技術を学びます。
  • 介護補助
    →基本的な介護技術や支援方法を実践的に学びます。介護の現場で必要な知識や心構えも身につけます。

飲食店での訓練

  • 調理補助
    →基本的な調理技術や食材の扱い方、衛生管理について学びます。
  • フロアサービス
    →接客の基本、オーダーの取り方、料理の提供方法などを実践的に学びます。

これらの訓練を通じて、寮生は様々な職業の基礎を学ぶとともに、自分の適性や興味を発見する機会を得ます。また、実際の仕事に近い環境での訓練により、働くことの意義や責任感も養います。

各訓練分野では、専門知識を持つスタッフが指導にあたり、個々の進捗に合わせてきめ細かなサポートを提供します。さらに、これらの経験は将来の就職活動や進路選択にも活かされ、自立への大きな一歩となります。

職業適正の見極め方

職業適正の見極め方

自分に向いている仕事を探すことが非常に重要です。実際に様々な仕事を体験することで、自分の適性や好みを発見できます。例えば、接客をやりたいと思っていても、実際にやってみると人の目線が怖いと感じる場合もあります。

トレーニング期間中に、自分の得意なことや好きなことを見つけ出し、それを仕事につなげていくことを目指しています。

施設外での職業訓練

施設外での職業訓練

トレーニングが進むと、外部での就労体験も行います。農業や電機メーカーでの組立作業など、より高度な技術を要する仕事にも挑戦します。この段階では、実際にお給料をもらいながら働くことになります。

就業先には支援員さんが常駐しているため、施設でのトレーニング終了後も2年間は支援員がサポートを続け、自立に向けて見守りながら成長を促していきます。

寮生の進路先

寮生の進路先

寮生の進路は多岐にわたります。大学進学を選択する人もいれば、そのまま正社員として就職する人、専門学校に進学する人などさまざまです。この時期になると、自分のやりたいことがより明確になっているため、それぞれの希望に合わせた進路選択が可能になります。

寮生の進路先〜そのまま支援員に

寮生の進路先〜そのまま支援員に

寮生の中には、自身の経験を活かして当センターの支援員になる人もいます。元々引きこもりだった人が、全過程を経て自分も当事者だからこそできる支援をしたいと考え、支援員になるケースもあります。

寮生の進路先〜資格取得で活躍

寮生の進路先〜資格取得で活躍

特殊な資格を取得して活躍している例もあります。例えば、ホイールローダーの免許を取得し、高速道路工事などで活躍している人もいます。また、工場で3年間勤めると取得できる第一種衛生管理者などの国家資格を持つ人も多くいます。

らいさぽセンターでは学ばせることを得意としているため、働きながら資格もしっかり取得するという形で頑張っている子も多くいます。

らいさぽで取得できる資格

らいさぽで取得できる資格

らいさぽセンターでは、寮生の将来の就職や進学に役立つ様々な資格取得をサポートしています。これらの資格は、社会に出てからの即戦力となるだけでなく、自信や目標を持つきっかけにもなります。主な取得可能資格は以下の通りです。

  1. 通信制高校卒業資格
  2. 高卒認定資格
  3. 品質管理検定
  4. 生産マイスター(生産管理の資格)
  5. メンタルヘルスの資格
  6. 英語関連の資格

これらの資格取得をサポートし、将来の就職や進学に役立てています。この他にも、寮生の興味や適性、将来の目標に合わせて、様々な資格取得をサポートしています。

また、らいさぽセンターでは、単に資格を取得するだけでなく、その資格を活かしてどのようなキャリアを築いていけるかについても、個別にアドバイスを行っています。資格取得を通じて、寮生が自信を持ち、具体的な目標に向かって前進できるよう、きめ細かなサポートを提供しています。

学習へのサポート

学習へのサポート

学習室には常に教員が常駐しており、いつでも勉強できる環境を整えています。科目によって異なる先生が指導にあたり、個々の目標に合わせた学習支援を行っています。

スマートフォンとの付き合い方

スマートフォンとの付き合い方

基本的に自由時間以外はスマートフォンの使用を禁止しています。夜は10時以降の使用を控えるよう指導していますが、完全に禁止するのではなく、自己管理能力を養うことも目的としています。

特に注意しているのはゲームの課金で、これについては保護者と相談しながら対策を講じています。18歳以上の寮生には、自分の名義で契約し、支払いの責任を持つよう指導しています。

入寮を迷っている方へ

入寮を迷っている方へ

入寮を決断することは大きな一歩ですが、同じ境遇の仲間の存在が大きな支えになります。同じ経験をした人たちがいることで、「自分もできるかもしれない」という気持ちが生まれます。先輩たちの存在が、大きな励みとなると思います。

入寮への不安は誰もが感じるものです。家から一歩出ることだけでも、すでに大きな一歩を踏み出したと言えます。入寮を考える際は、まずは相談することから始めてみてください。可能であれば、施設見学や体験入寮を利用してみてください。

最初から大きな変化を期待する必要はありません。規則正しい生活リズムを作るなど、小さな目標から始めることをおすすめします。悩みを抱え込まずに、誰かに相談することが重要です。「こういうことで困っている」と発信することから、新しい一歩は始まります。

らいさぽセンターは、あなたの新しい一歩を全力でサポートする準備ができています。勇気を出して、まずは相談してみてください。

17年間サポートを続けてきて考えること

17年間サポートを続けてきて考えること

17年前は「やんちゃな子」が多かったのに対し、現在は不登校や無気力、ゲーム依存などの問題が増えています。しかし、根本的な問題は同じで、どのように気持ちを受け止め、サポートしていくかが重要です。

通所ではなく入寮形式を採用しているのは、日々の生活を共にすることで、本人の考えや行動をより深く理解し、適切なサポートができるからです。

最後に、悩みを抱え込まずに誰かに相談することの大切さを伝えたいと思います。困っていることを発信し、助けを求めることが、問題解決の第一歩となります。

最後に

私たちと一緒に明るい未来に向かって、少しでも早く、新しい一歩を踏み出してみませんか。 経験豊富なスタッフが心をこめて、生活改善からサポートしていきます。

これまでもたくさんの卒業生が社会に羽ばたきました。

少しでもお悩みのある方、「らいさぽ」が気になる方は、お気軽に公式LINEからお問合せください。 https://lin.ee/lyD9qD7

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